痛快!! 戦国時代小説「のぼうの城」と、その舞台となった埼玉古墳群(埼玉・行田市2006/2010)

先日、友人に勧められて読んだ「のぼうの城」。
読みだしたら止まらず、一気に読み切り、こんな面白い合戦が戦国時代にあったのか!!と思いました。
小さい頃から歴史が好きで、時代小説はよく読むのですが、最近読んだ中では一番面白かった本です。
時代小説の好きな方は勿論、あまりこのジャンルを読まない方もきっとハマる痛快作です。


のぼうの城

天下統一を目前とした豊臣秀吉が、北条氏の小田原城攻めを行っていたころ。

「才気、我に異ならざるものは、即ち三成のみなり」と、秀吉に才覚を激賞されていた石田三成。
でも、大名たちの中には「武功もないくせに小才だけはきく」と揶揄するものもいました。
その三成に秀吉は「武勇ありと示せ」との激励をこめて、北条氏の支城を攻略させるための軍勢2万の総大将に任命しました。

三成は、「智有兼備の武将」といわれた親友の大谷吉継とともに、「さあ、天下人の戦をしよう」と意気込み、戦に赴きます。

対するは、民衆からも「のぼう様」と言われ、忍城(おしじょう)の城代となったばかりの成田長親。
「のぼう」とは「でくのぼう」からきた仇名です。

のぼう様が個性豊かな成田家臣団を束ね?2千の兵で、約10倍もの石田三成2万の大軍勢と、至上最強の戦略といわれた水攻めに立ち向かう!!

果たして勝敗は・・・。


著  者:和田竜

発行所:小学館

本を紹介したHP: http://www.shogakukan.co.jp/nobou/


本を読んでいて驚いたことに、この歴史の舞台となった地に私は行ったことがあったのです。
その場所とは、石田三成が水攻めの時に陣を張った場所。

埼玉県行田市にある埼玉(さきたま)古墳群の一つ、丸墓山古墳です。
知りませんでした・・・。


国史跡 埼玉古墳群

利根川と荒川に挟まれた広い平原に、5世紀の終わりから7世紀の初めごろまでに造られた9基の大型古墳が群衆する日本有数の大型古墳群です。

画像

稲荷山古墳
隣にある丸墓山古墳から眺めた景色です。
国宝の「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」が出土されたことで、日本史の教科書にも出て来た有名な古墳。
全長120mの前方後円墳です。


画像

丸墓山古墳
直径105m、日本最大の円墳です。

かつて1590年に石田三成が北条氏の傘下の成田氏の忍城を水攻めにする時に築いた堤防(石田堤)の跡があり、忍城を見下ろすのに最も最適な丸墓山古墳の上に陣を張りました。


訪れたときは、古墳群と鉄剣に感銘を受けましたが、まさかこのあたり一帯が石田三成の水攻めにあっていたとは、全く想像もしませんでした。


埼玉県立さきたま史跡の博物館のHP: http://www.sakitama-muse.spec.ed.jp/

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  • 桜の春を待ち

    Excerpt: 鉄剣銘一一五文字の謎に迫る・埼玉古墳群稲荷山古墳の鉄剣を見直すむさしの古代散策手帖僕と歩こう全国50遺跡考古学の旅教科書から消えた日本史のぼうの城桜の森の満開の下 埼玉県に、それはあります。.. Weblog: ライフスタイルblog彩り racked: 2010-02-21 21:39
  • 犬山城

    Excerpt: oojijisunです,青春18切符で行きます お城巡りを準備中です、参考になります。 Weblog: 青春18切符で行く,日本の「城」巡り28 racked: 2010-12-27 11:52