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zoom RSS 2000年前の弥生時代の風景がよみがえる唐古・鍵遺跡史跡公園

<<   作成日時 : 2018/06/09 22:33   >>

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奈良県田原本町にある弥生時代の遺跡である唐子・鍵遺跡は史跡公園として今年開園したところで、唐子・鍵考古学ミュージアムもリニューアルされたことを知りましたので、のんびり歩いて散策してきました。

唐古・鍵遺跡について
唐古・鍵遺跡は、弥生時代の環濠集落跡で、甲子園球場10個分もある近畿地方最大級の集落でした。
このムラの中には、中心的な施設として屋根に飾りを持つ大型建物、収穫した穀物を貯える高床倉庫、一般の人々が住んだ竪穴住居、井戸、石器や木器・青銅器を作る工房などがありました。
ムラの周囲には内濠環濠が巡らされていました。
この内濠の外側にさらに幅5mから10mの外濠が幾重も巡り、洪水や敵から守るためにムラは砦のようになっていました。
このため、このムラは弥生時代前期(紀元前6世紀)から後期(紀元3世紀)までの約700年間も栄えました。
九州北部や中部地方の土器が出土していることから、瀬戸内海を介した西方から伊勢・近江を介した東方の文化の結節点として広い地域の人々と交流しており、近畿地方の中心的な集落であったとされています。
遺跡の東の遠方には三輪山をはじめとする山々が連なり、周辺には田園風景が今も広がっています。

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発掘調査によって、柱の太さが83mもある弥生時代最大級の大型建物跡が発見されました。
高床式の建物と推定され、大型の倉庫の可能性があるとのことです。
現在、建物の柱が復元され、床の高さを表しています。

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多重環濠エリアには環濠の一部が復元されています。
公園周囲に広がる水田は50cm掘り下げると2000年前の地表が現れ、環濠を見つけることができるそうです。

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伊勢神宮の正殿を思わせる棟持柱のある大型建物があったことが発掘調査でわかっています。
祭殿のような建物と考えられていて、遺構展示情報館ではその柱跡が再現されています。


唐子・鍵考古学ミュージアム
最盛期の唐子・鍵ムラの再現模型や、弥生の美・形・技をテーマとして重要文化財に指定されている出土品などが展示されています。
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弥生土器の精緻な流水文様
弥生土器の文様には、「祭文」とみられる特殊な鋸歯文や渦巻文、流水文があります。
この祭文には「邪」を避けるような意味が込められていたようです。

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透明色のヒスイ勾玉

祭りには、特別に作られた絵画土器が供えられました。
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高さ80cmほどの大壺には、生命力を再生させるためのポーズで両手を挙げる鳥装のシャーマン(上の画像の右側)や神が宿る高床建物(画像の左側)、群れをなす人々が神聖視した鹿がヘラで線刻されています。
弥生時代の人々は、自然の恵みに感謝するとともに自然の災害を畏れていました。
このために、様々な場面で神々に祈る祭りが行われていました。

祭りなどを描いた絵画土器は百数十を数え、全国の三分の一を占めるようです。
なかでも楼閣の描かれた土器は有名です。
その楼閣が遺跡公園に復元されています。
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このミュージアムに訪れる前までは弥生時代の土器等には特に興味がなく、博物館で展示されていても素通りするぐらいでしたが、ここの展示はとても興味深くて、弥生時代の人々の高度な文化を実感することができ、とても見応えがありました。

さきにミュージアムで唐子・鍵ムラの再現模型や様々な弥生土器を見てから、遺跡公園に訪れたので、そう多くはありませんが復元されている建物や遺構を見て、弥生時代の風景をより想像することができて楽しめました。
最寄り駅の近鉄・田原本駅から徒歩約20分で着くミュージアムから遺跡公園は北に歩いて20分ぐらいかかりますが、両方を見て回ると遺跡の理解が深まると思います。




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