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zoom RSS お寺の境内にえっ!洋風建築? 生駒山にある宝山寺の獅子閣

<<   作成日時 : 2016/09/18 08:14   >>

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奈良県の生駒山の中腹にある宝山寺。
境内には珍しい洋風建築の獅子閣があり、8月は日曜に内部が特別公開されていたので見に行ってきました。


宝山寺

「生駒に優れた験者あり」〜。
開祖・湛海の祈祷の効験は、時の関白・近衛家熙を介して、東山天皇の耳にも入ります。
東山天皇から皇子誕生祈願の勅命を拝して、湛海は祈祷したところ、二人の皇子が誕生しました。
以後、代々の天皇から毎年、撫物(天皇の身代りになる肌着の類)を預かって、玉体安穏万民豊楽の長日祈願を修める習わしがあり、明治まで勅願寺とされていました。
また、徳川6代将軍・家宣から継子誕生の祈願を湛海は請われて、のちの7代将軍となる家継の誕生をみました。
寳山寺は多くの商人や庶民もお参りするようになり、「生駒の聖天さん」と、現生利益を求める人々から信仰される寺となっています。

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聖天堂の裏にそびえる岩山には岩窟があり、弥勒菩薩像がまつられています。
生駒山は、役行者が開いたとされる修験道場で、若き日の空海も修行したと伝承があります。

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境内にはたくさんのお堂が立ち並び、遠くには生駒の街並みが見えます。

そんな宝山寺の一角に獅子閣があります。


宝山寺の獅子閣
お客を招くための客殿の獅子閣は、皇室等からの使者を、当時の流行であった西洋風の建物でもてなそうという当日の住職・乗空の発案でした。
大工として働いていた吉村松太郎の腕を見込み、西洋風客殿の建設のために横浜に留学させます。
3年間の研鑽を終えた吉村松太郎はその腕を認められて、獅子閣建設の棟梁に任じられ、近隣の大工とともに建設にあたり、明治17年に完成しました。

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飾り付きの柱やアーチ窓など、見た目は西洋建築ですが、木造の建物で瓦屋根や漆喰壁など日本的な部分も多くみられます。
明治時代、日本人が西洋建築を見よう見真似で建てた擬洋風建築です。

1階には、ステンドグラスのような赤、緑、青のガラスがはめられた扉と螺旋階段があります。
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螺旋階段を上ると、2階は畳敷きで書院のある和室、和室の外側は板敷の洋間です。
和洋が混在していますが、和と洋の特徴がうまく調和しています。
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バルコニーの柱頭には植物をデザイン化した木製の彫刻装飾があり、ベランダの手すりを支える部分もデザインされています。
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2階の和室にある釘隠し
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襖絵には四季を彩る花が描かれています。
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全国的にも珍しい擬洋風建築を、奈良でしかもお寺の境内で見れるとは驚きでした。


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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
お寺の中にこんなすてきな洋館があるなんてびっくりです
ノスタルジック〜\(^^)/

2016/09/19 19:17

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