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zoom RSS 大松明と燃え上がる炎の迫力ある那智の扇祭りと、中世の田楽躍りの姿を伝える那智の田楽【和歌山旅行B】

<<   作成日時 : 2016/07/23 20:42   >>

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日本三大火祭りの一つとされる那智の扇祭り。
毎年、1年に1度の7月14日に熊野那智大社で行われる那智の扇祭りを以前から一度見てみたかったのですが、うれしいことに夏休みがとれて旅行計画に組み込めたので、母と妻と一緒に見ることができました。

1.那智の扇祭りについて

熊野那智大社の例大祭である那智の扇祭りは、滝の形を模したといわれる独特の形をした扇神輿を十二基出し、熊野那智大社より那智山の御神体である那智の滝へと神幸する祭礼です。
熊野那智大社の神々はもともと那智の滝の前で祀られていましたが、約1700年前に現在の熊野那智大社に遷されたとされています。
その熊野那智大社から那智の滝の前の別宮・飛瀧神社へ扇神輿が渡御する扇祭りは、いわば神々の年に一度の里帰りです。それによって神々は神威を新たにするといわれています。

当日、祭りの一連の行事として、11時には本社境内で大和舞や那智の田楽等が奉納され、14時にはクライマックスといえる大松明による御火行事が行われます。


私たちは、いい場所で祭りを見るために9時半前に滝前の参道石段下の向かって右側に場所を取りました。
もうすでに写真撮影の場所取りで来られている方が何人もいました。
時間が近づくにつれ、徐々に祭りへの期待感が高まっていきました。

14時前に伝令役の使いに続き、大松明が滝前の参道を下りてきました。
使いの松明に火がつけられ、扇御輿の様子を見に行き、また戻ってくると、いよいよ大松明に火がつけられます!

重さ50キロもの大松明は十二本もあり、大松明は順次、見物している人たちの手が大松明に触れるぐらいに目の前を大松明は巡回しながら、参道の石段中程まで、滝に向かう扇神輿を迎えに参道石段を上って行きます。
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燃え盛る大松明は、担ぐ白装束の男の掛け声とともに何度も参道石段付近を巡回し、杉並木に包まれているので昼でも少し暗い参道に、炎が乱舞し、祭りは最高潮に達します。
目の前で大松明と燃え上がる炎を見ると、すごい迫力です!!
大松明は参道を清めて、扇御輿の先導をしながら、那智の滝前へと次々とやってきます。

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滝前に到着した十二本の扇御輿が整然と並べられ、奉納行事が行われました。
扇神輿、那智山の木々、それと那智の滝・・・
神聖な感じが伝わってきます。
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一緒に見物した母と妻は、「熱気と迫力に圧倒された。木々の緑と真っ赤な炎のコントラストが神秘的だった」と、那智の扇祭りを満喫して、楽しんでいた様子でした。
那智の扇祭り、とても見応えがありました。


2.那智の田楽について

那智の扇祭りは、社前や滝前での神事により新しい力を得た神々に、その年の五穀豊穣を祈るという豊作祈願がとくに重要視され、祭りの要所において農耕にまつわる芸能が奉納されます。
那智の田楽はその中で最も重要な神事芸能の一つです。

那智の扇祭りの前日の7月13日のこと、
熊野那智大社の境内にある三重塔の受付の方に、次の日に行われる那智の田楽と那智の扇祭りの時間や場所を聞いてみると、那智の田楽と那智の扇祭りは行われる場所が離れていて人で混雑するので両方を見るのは難しいとのことだったので、那智の田楽は諦めようかと思っていたところ、今夜に宵宮祭があり、那智の田楽が本番さながらに演じられるということを教えてもらいました。

熊野那智大社前の仮設舞台に行ってみると、見物する方はあまりいませんでしたので、舞台の正面最前列で観賞できました。
19時からは大和舞(稚児舞)、子供たちによる舞の奉納です。
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続いて那智の田楽が20時半前まで演じられました。
笛の曲に合わせて、ビンザサラ(編木(ささら)の楽器)と締太鼓を鳴らしながら、左右対称に隊列を入れ替え、あるいは円陣になってリズミカルに躍ります。
那智の田楽は、室町時代に京都から田楽法師を招いて習得したものであるとされ、全国に残る田楽の中でも中世の田楽躍りの姿を良好に伝えているとされています。

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幸運にも、なかなか見ることができない田楽踊りを夜の静まり返った厳かな熊野那智大社で見るという貴重な体験ができて良かったです。




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