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zoom RSS 奈良の信貴山にある朝護孫子寺で、絶景も楽しめる自然散策と信貴山縁起絵巻にゆかりのあるお堂を巡る

<<   作成日時 : 2016/07/09 06:13   >>

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奈良県平群町の標高437mの信貴山にある朝護孫子寺。
以前、奈良国立博物館で特別公開されていました国宝「信貴山縁起絵巻」を観賞して以来、実際に寺に訪れてみたいと思っていましたので、先日、行ってきました。
この寺には世界一の大福寅はじめ虎の像がたくさんあり、虎がシンボルとなっていますが、なぜかご存知でしょうか?

朝護孫子寺について
今から1400余年前、聖徳太子は蘇我氏・物部氏の崇仏論争を発端とした戦いの折、蘇我氏側として参戦しました。
物部守屋の本拠に向かう途中、この山に至り聖徳太子が戦勝の祈願をすると、岩山に毘沙門天王が現れ、勝軍の秘法と六目の鏑矢を授かりました。
その日は、寅年、寅日、寅の刻であったという伝承があります。
太子はその加護で勝利し、自ら天王の御尊像を刻んで伽藍を創建し、信ずべし貴ぶべき山「信貴山」と名付けたということです。
それ以来、信貴山の毘沙門天王は寅に縁のある神として信仰され、寅は寺のシンボルとなっています。

今から約1000年前、信貴山中興の祖となった命蓮上人が加持によって、醍醐天皇の病気が全快したので、「朝廷を子々孫々にわたって守護する」という意味で「朝護孫子寺」の勅号を賜ったとされています。


1.本堂
石灯籠が連なる参道を進んで行くと、緑の崖に張り出して立つ舞台造の本堂があります。
朱塗りの欄干のある本堂の舞台からは大和平野が一望でき、絶景です。
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本堂には毘沙門天王が本尊として安置されています。
正面に掛かっている扁額には珍しい金色のムカデの彫刻があります。
毘沙門天は軍神であるとともに、財宝と福徳を授ける福の神とされ、ムカデは「おあし(お金)が多い」という語呂合わせからムカデは毘沙門天王の使いとされています。
訪れた当日は、「中秘仏」とよばれる弘法大師作の毘沙門天像が特別公開されていました。
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2.空鉢語法堂
鳥居の連なる登山道をしばらく登ると、空鉢語法堂があります。
信貴山の守護神の竜王を祀るお堂で、竜王(愛称:みーさん)をかたどった石像をなでると、一願成就するといわれています。

命蓮上人が竜王の教えを受け、信貴山縁起絵巻(飛倉の巻)にも描かれているように、空鉢を飛ばして山崎長者の米倉を飛び返らせ、驚き嘆く長者に慈悲の心を諭して福徳を授けたという出来事に由来しているとのことです。
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空鉢護法堂からの眺めも絶景でした。
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3.剣鎧護法堂
平安時代、醍醐天皇が重い病にかかられた時、命蓮上人が勅命により毘沙門天王に病気平癒の祈願をされました。
数日後、剱鎧護法の使者が天皇の枕元に現れ、天皇の病は癒され心安らかになりました。
この出来事が言い伝えられ、無病息災、病気全快の神様として信仰されています。
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4.霊宝館
聖徳太子や命蓮上人に関する寺宝や楠木正成所用の兜・軍旗、信貴山縁起絵巻の複製が展示されていました。


5.開山堂
弘法大師が開創した西国八十八ヶ所霊場は、巡拝すると八十八の煩悩を滅し、八十八の功徳が成就されるといわれています。
開山堂には、聖徳太子、命蓮上人、弘法大師等の像が祀られ、それらを覆いかぶさるように四国八十八ヶ所すべての本尊がぎっしり配置されています。
お堂内の周囲の壁沿いには八十八ヶ所の石板が敷かれ、この上を歩けば八十八ヶ所巡礼と同じご利益を授かれるようです。
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信貴山縁起絵巻を博物館で鑑賞したおかげで、朝護孫子寺の起源・歴史を知っていたので、実際に訪れてみると歴史と今の信仰のつながりがわかって面白いと思いました。
境内は広くてちょっとしたハイキングにもなり、見応えのあるところも多かったので、散策も楽しめました。


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