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zoom RSS 奈良県葛城市の當麻寺で、中将姫伝説を知るとともに伝統行事「練供養」を見てきました

<<   作成日時 : 2016/05/21 07:26   >>

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當麻寺を訪れて、本堂、金堂などの伽藍の諸堂と中之坊を拝観するとともに、一年に5月14日の一度だけ行われる練供養を見てきました。

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當麻寺は、聖徳太子の弟である麻呂子皇子が河内国に創建し、7世紀後半に現在地に移ったと伝わる大伽藍を有する古刹で、真言宗と中将姫伝説の阿弥陀信仰と結合して浄土宗が加わり、両宗派並立という珍しい寺でもあります。
金堂の弥勒仏坐像や異国風で威厳のある風貌の四天王立像などの白鳳美術や、天平時代の東西一対の三重塔など数多くの文化財が残っています。

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當麻寺本堂の本尊「當麻曼荼羅」は、中将姫が一夜で織り表したという伝説で知られる4メートル四方の大画幅で、西方浄土が描かれています。
當麻曼荼羅の厨子と螺鈿紋様の綺麗な須弥壇も立派です。

中将姫伝説をちょっと知ってから當麻寺を散策すると、さらに興味深くなり観賞が楽しめると思います。
(中将姫と當麻曼荼羅については、當麻寺HPの「中将姫さまと當麻曼荼羅」のページで詳しく紹介されています)


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當麻寺最古の塔頭の中之坊にある本堂は、中将姫が剃髪したお堂で、中将姫の守り本尊である「導き観音」が祀られています。

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中将姫誓いの石です。
奈良時代、中将姫が女人禁制だった當麻寺への入寺を願って、一心に読経を続けたところ、足跡がついたといわれています。その奇跡に心を打たれた当時の住職は、女人禁制を解いて中将姫を迎え入れたといわれています。

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大和三名園の一つとして名高い庭園「香藕園」(こうぐうえん)は東塔が借景とされています。
霊宝館では、中将姫の剃髪剃刀や中将姫画像など中将姫ゆかりの宝物が展示されていて、見応えがありました。


練供養は16時頃に始まりました。
極楽浄土を連想させるためでしょうか、西方の山々に日没が近づく夕刻を待って行われます。

西方極楽浄土に模した極楽堂(当日、本堂をこう呼ばれる)と、人間世界にあたる娑婆堂との間に来迎橋と呼ばれる長い板橋が架けられ、鐘の音を合図に極楽堂から中将姫の像が輿にのせられて娑婆堂(下の写真の右側奥)まで運ばれていきます。
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極楽堂から、地蔵菩薩をはじめ二十五菩薩の行列が続き、最後尾に主役である「観音」、「勢至」、「普賢」の三菩薩が来迎橋を渡っていきます。
観音菩薩は両手で蓮台を左右にささげてはすくい上げる所作を繰り返して練り歩いて行きます。


娑婆堂では、観音菩薩が持つ蓮台の上に成仏した中将姫の像が乗せられ、観音菩薩が先頭になって極楽堂へと戻っていきます
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中将姫が再び極楽浄土へと帰る来迎引接の様子を現しているようです。

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当日、すごく天気が良かったので日差しが強く、面を被って菩薩に扮する方たちはさぞ暑くて大変だろうなぁと思いました。
三菩薩以外は面に目の穴がなく、頭からすっぽり被っているので前が見えないのでしょう。介添えの方を頼りに暑さ対策として扇子で仰がれながら来迎橋を練り歩いていました。

菩薩の面が少しずれて目線があっておらず滑稽さも少しありましたが、日没が近づく中で極楽浄土を連想させる西に向かって二十五菩薩が次々と練り歩いていく光景には荘厳な雰囲気がありました。


當麻寺は建物、仏像、中将姫ゆかりの宝物は見応えがありましたし、これまでに見たことがない一風変わっていて、奈良らしい伝統行事も見れて良い経験になりました。


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